
| ★アミノ酸と身体 | |
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私たちの体の約16%はタンパク質から出来ており、それを構成しているのがアミノ酸です。 毛髪、筋肉、血液、骨、神経、内臓器官、皮膚、爪にいたるまで、主にタンパク質で出来ています。 各々の細胞を古いものから新しいものへと新陳代謝させる酵素類もすべてタンパク質です。 ですから、バランスのとれたアミノ酸の補給が大切です。 |
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| ★アミノ酸の種類 | |
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たんぱく質を構成しているアミノ酸は20種類あり、その中で外から補給しなければならない必須アミノ酸が8種類あります。 ●必須アミノ酸(8種類)・・・ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニールアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン ●体内でも合成できるアミノ酸(12種類)・・・ヒスチジン、アルギニン、グルタミン、アスパラギン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、チロシン、システイン、グルタミン酸、アスパラギン酸 |
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| ★アミノ酸の働き | |
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食物に含まれるタンパク質は、小腸でペプチド及びアミノ酸まで分解され腸壁を通じて血液に入り、門脈を経て肝臓に運ばれます。そこで再び自分自身の組織タンパクに合成されます。 合成されたタンパク質は血液によって各臓器に運ばれ、そこで又アミノ酸の再配分を行い各々のタンパク質や活性ペプチド(ホルモン)などを合成します。合成分解を繰り返し使用済みとなったアミノ酸は血中に放出されます。 このように、血液中にはこれらタンパク質に合成される食事由来の活力あふれたアミノ酸と、使用済みで腎臓を経て尿中に放出される寸前のアミノ酸などが混在しています。 |
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| ★肝臓とアミノ酸 肝臓によい薬⇒ | |
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肝臓には2000種類以上の酵素があり、いろいろな機能を果たしています。これらの酵素はすべて肝臓自身でアミノ酸から合成されています。肝機能検査で聞いたことのあるGOT、GPTはもっともポピュラーな酵素です。 お酒を飲んだときにはアルコール分解酵素が働いて解毒分解を行います。しかし、能力以上の働きを続けると肝臓が疲れて病気になってしまいます。 肝臓機能を正常に保ち、酵素を常に作り出すためには材料のアミノ酸の補給が必要不可欠です。 |
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| ★胃とアミノ酸 | |
| 私たちの胃は毎日消化と吸収を繰り返して働いています。また胃の壁も常に破壊と再生が行われ、この激しい動きに耐えられるように、約6〜7mmの厚さに保たれています。しかし、再生のために使われる材料のアミノ酸・ビタミン・ミネラルなどが不足すると、再生が遅れて胃壁はドンドン薄くなり、まわりの筋肉はゆるみ、無力化して胃液の分泌や蠕動運動も十分出来なくなります。丈夫で健康な胃をつくり自信に満ちた体力を維持するためにも、良質で吸収のよいアミノ酸やビタミン・ミネラルを十分摂りましょう。 |
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| ★貧血とアミノ酸 | |
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貧血とは赤血球の中のヘモグロビン(鉄を含む色素ヘムとタンパク質グロビンが結合したもの)の量が足りない状態をいいます。ヘモグロビンは肺で受け取った酸素を全身の細胞組織へ運搬し、老廃物を体外へ排泄しています。 子供の成長期、産前産後、病中病後などは特にタンパク質が必要です。ヘモグロビンを合成するタンパク質(アミノ酸)が不足すると貧血症状を表します。鉄欠乏性貧血では良質の動物タンパク質、植物タンパク質をバランスよく摂りましょう。 |
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| ★痔とアミノ酸 | |
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痔は血管の病気です。それに伴う門脈を通じて肝臓とも密接な関係にあります。肝臓が疲れると門脈に血液が停滞し、出血、腫れ、痛みなどをおこします。良質のアミノ酸の補給は肝臓の働きを高め、血管の修復を助けます。 |
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| ★ストレスとアミノ酸 | |
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ストレスが溜まったとき私たちの身体はそれを解消しようとして、副腎皮質ホルモンを分泌します。 このホルモンは骨や筋肉、皮下脂肪からタンパク質を分解消失して身体をやせさせます。ストレスに強い体力をつけるために、日頃から十分なアミノ酸を補給することが大切です。 |
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| ★腰痛・関節痛とアミノ酸 関節痛によい薬⇒ | |
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腰痛や関節痛は骨と骨の間の軟骨が磨り減ったり、損傷を加えられることにより骨と骨が直接触れ合ったり、神経を圧迫して起こるものです。この軟骨の成分は主にコラーゲンとコンドロイチンです。そのコラーゲンはタンパク質なのでアミノ酸からなっています。骨にもこのコラーゲンが含まれていて、カルシウムとともに骨を作る重要な成分です。 ふだんからアミノ酸・カルシウム・ミネラルを十分摂って丈夫な骨を作り、軟骨が減らないように、損傷を受けても早く修復するように身体作りを心がけましょう。 |
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| 個々のアミノ酸について⇒ |