肝臓病の種類 漢方

肝炎とは   
 
肝臓に炎症を起こし赤く腫れて熱を持ち、触ると痛みを感じます。
 日本人の肝炎の80%がウイルス性肝炎で、脂肪肝・アルコール性肝炎・薬剤性肝炎などがあります。

「急性肝炎」 
 ウイルス、薬剤、アルコールなどが原因で数週間から数ヶ月後発症し、頭痛、発熱、全身倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸などが起こります。1〜2ヶ月長くとも半年で治癒しますが、C型肝炎やB型肝炎のキャリアの発症は慢性化しやすい。

「慢性肝炎」 
 急性肝炎が治りきらずに、肝細胞の破壊と修復が6ヶ月以上絶え間なく続いている状態を言います。
A型肝炎は慢性化はほとんどありませんが、B型肝炎もキャリアからの慢性化がほとんどです。C型肝炎は最も効率で慢性化します。
「肝硬変」
慢性肝炎の約20%が肝硬変になるといわれています。日本ではウイルス性肝炎から肝硬変になる確率が80〜85%で、その内、C型が70〜75%、B型が10〜15%といわれています。
肝硬変が進行すると肝機能が低下し、身体に必要なエネルギーや蛋白質を十分供給できなくなります。そのため体内にアンモニアなどの有害物質が貯留して、高アンモニア血症が生じ、肝性脳症や肝不全となる。
炎症の繰り返しにより繊維化が進み、肝臓が硬くなり肝臓の中を血液が流れにくくなります。その結果バイパスとして胃・食道静脈瘤ができ、その破裂が重大な死因になります。

肝硬変の症状・・・・・・腹水、食道静脈瘤、精神・神経症状
肝硬変の死因・・・・・・食道静脈瘤破裂、肝不全、肝細胞癌


「肝細胞癌」
原発性肝癌に肝細胞癌、胆管細胞癌があり、前者が約80%を占めます。
肝細胞癌の約85%は肝硬変を併発しており、その内ウイルス性由来のものが85〜90%で、その中でC型が75〜80%、B型が10〜15%を占めています。

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ウイルス性肝炎 肝炎ウイルスが原因で発症します。日本人に多いウイルス性肝炎はA型,B型,C型の3つです。
薬剤性肝炎 薬剤が原因で肝障害を起こす病気です。

アルコール性肝炎 お酒好きな人が何日間か集中して大量にお酒を飲むと起こる病気です。
腹痛と発熱を伴い急激に発症します。
自己免疫性肝炎 免疫機構に異常をきたし、肝障害を起こします。圧倒的に若い女性か更年期の女性に多い。
脂肪肝 アルコールの飲みすぎによるアルコール性脂肪肝や、食べすぎ、肥満、糖尿病、高脂血症などによる代謝性脂肪肝があり、肝臓内に中性脂肪が蓄積される病気です。