
| ●宿便とは 「宿便」という言葉は、従来医学用語として解釈、定義がなされておらず、その存在も認められていませんでした。 従って「宿便」という言葉を使うこと自体、疑問視されることもあるかと思います。 しかし、近年、「腸内フローラ」「憩室便」などの研究が進むにつれ、腸内で長時間排出されずに滞留する消化物や老廃物の存在と、それらが健康に与える悪影響について問題視されています。そのためこれらの残留物や便は「腸の滞留物・固着物」という意味で「fecal impaction」あるいは「coprostasis」と記されています。 ●「残留便の最新情報」 一般的に老廃物は腸壁の絨毛の間に溜まりやすく、これらの老廃物により腸管活動が更に低下すると便の滞留を起こします。 主として横行結腸の両端部やS字結腸の屈曲部、直腸部分に滞留します。 以上が日本人の便秘の7割を占める、腸管活動の低下による「弛緩性便秘」の概略です。 ●「大腸憩室・憩室便」 憩室は、腸管にできる袋状のくぼみで、中年以上の方に多く見られます。また憩室は慢性の便秘や滞留便、腸壁の老化により腸壁の弱い部分が弛緩したり、周囲に引っ張られたりして形成されます。さらに肥満、繊維分の少ない食事なども大腸に憩室を出来やすくします。憩室の溜まる便を「憩室便」と呼び、袋状のため憩室便は排泄されにくく長時間の滞留となり、異常発酵を頻発し「悪玉菌・毒素」温床となり、腸内細菌のバランスを大きく悪化させます。 憩室があっても多くは無症状か、軽い腹部不快感を感じるだけですが雑菌が入ると憩室炎となり、悪化すると激痛を伴う出血を起こし、腸に穴が開くこともあります。 ●「腸内細菌の最新情報」 摂取した食物は歯で砕かれ、胃や十二指腸の消化液で消化され、最終的に腸内の酵素や微生物によって、体内に吸収されるまで分解されますが、このうちどれかが十分でないと、最後まで分解されずに不要な老廃物、滞留物となって腸の中に残りやすくなります。従っていくら便秘薬で便を排出させても、腸内細菌の活動が不活発であれば、またすぐに老廃物の滞留が始まります。 ●「腸内フローラ(細菌叢)」 腸内細菌の集まり「腸内フローラ」の中の善玉菌は栄養分を分解する他に、ビタミンの合成や腸内を弱酸性に保ち、悪玉菌の働きを抑える役目をします。最近の研究では善玉菌は死骸になっても免疫力を高める「死菌効果」があることが判明しました。 細菌叢に存在する細菌はその働きにより有用菌(善玉菌)、有害菌(悪玉菌)、日和見(ひよりみ)菌の3種類に大別されます。 「有用菌」が最も多く、ビフィズス菌、乳酸桿菌、アシドフィルス菌など約40種類、1000億個以上も存在しています。 「有害菌」は、ウエルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌(毒性株)など約30種類、10〜100万個存在します。 「日和見菌」とは、無毒株の大腸菌、ユウバクテリウム、連鎖球菌などで、約30種類100万〜1億個といわれています。 この「日和見菌」は腸内フローラのバランスがくずれると、変性して毒性を持つ有害菌になります。 従って、整腸剤で体外から有益菌を補充する場合は、長時間にわたり定期的に摂取することが大切です。 |
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| ●便秘・宿便の根本的な解決法 ・排便を促進する便秘薬 ・腸内細菌を補充する整腸剤 ・食物繊維を補充する健康食品類 この3つが便秘・宿便の解決に不可欠な要素となります。 |
| 大草丸 | コンチーム | ||
| (腹痛の少ない便秘薬) | (整腸薬) | ||
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